銀行窓口でiDecoの加入手続きができるようになる見通し

厚生労働省は、20日に開かれる社会保障審議会企業年金部会でiDeco(個人型確定拠出年金)の規制見直しを議論し、銀行などの窓口でiDeCoへの加入ができるようにする方針です。

厚生労働省は、銀行員が顧客を価格変動リスクや販売手数料の高い金融商品に誘導することを防ぐため、通常の業務とiDeCoの受付業務を兼務することを禁止しています。このため多くの銀行は、iDeCoの専門職員を店舗に置かず、コールセンターで一括して受け付けています。

今回の議論では、この銀行員の兼務規制を緩和し、希望者は銀行の窓口でiDeCoや金融商品の具体的な説明だけでなく、年金口座の開設手続きも済ませることができるためようにします。
ただ、個別の金融商品を選ぶように推奨したり助言したりすることは引き続き禁止します。中立性を維持するため、iDeCoと通常の金融商品販売を兼務する職員には、一定の資格を義務付けることなども検討します。
厚生労働省は、2018年度中に関連規則の改正をめざす予定です。