人材確保等支援助成金・人事評価改善等助成コースの活用

本助成金は、生産性向上のための人事評価制度と賃金制度の整備を通じて、生産性の向上・賃金アップ及び離職率の低下を図る事業主に対して助成するもので、人材不足の解消を目的としています。

【申請までの流れ】

資料:人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)を活用してみませんか?

 

【ポイント】

①人事評価の対象は、正社員以外の1年を超える見込みのある期間雇用者も対象とする制度にしなくてはなりません。

②導入する人事評価制度は新設または改定によるもので、評価が年1回以上実施され、賃金表の作成も必要です。また、能力・技能・資格、行動・コンピテンシー・努力・姿勢・情意、成果・業績など、労働者個人の意思によって向上させることが可能な項目を対象とするものであり、年齢または勤続年数のみで評価が一義的に決定されるものでないことが必要です。

③低下させる離職率ポイント(%)は、雇用保険被保険者数300人以下の事業所で「現状維持」、301人以上の事業所は「1ポイント(%)以上の低下」が求められます。

 

人事評価制度等の整備をともなう本助成金の活用により、従業員のモチベーション、定着率や生産性の向上を見込むことが可能となります。尚、上記助成金申請については、正しく行うようご注意ください。